スポチャンとは?
スポーツチャンバラについて
スポーツチャンバラ(通称「スポチャン」)とは、子供がよくやる「チャンバラごっこ」をスポーツとして体系化したものです。 40年程前に発祥した比較的新しい競技ではありますが、世界大会が毎年開催されるなど、注目を集めています。
ルールは「相手の体のどこにでも先に剣を当てた人の勝ち」というシンプルなものです。 つまりこれはライトセーバーが発明されたとき他の追随を許さない武術となる可能性を十分秘めていると言えます。 ・・・うそです
<スポチャンの特徴>
- 適度な運動量なので老若男女だれでも、運動が苦手な人や障害を持った人でも 公平に参加できる
- 服装や動きにこれといった制約が無く、
自分のスタイルを自由に工夫する面白味がある
極端な話殺陣みたいな動きもOK! - 競技で使う剣は、風船のようなゴムに空気を入れた剣なので、 安全に競うことができる
- 試合に使える得物の種類が豊富で、
自分に合った得物が見つかれば楽しさも一気に倍増する
(詳しくはこちら) - 1対1の試合だけでなく、団体戦やサバイバル、風船バトルなど 様々な楽しみ方ができる
得物・種目紹介
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ABOUT
ここでは、試合に使える得物(武器)や防具、加えてそれらを用いた種目の一部について説明します。 スポチャンで使う得物は、エアーソフト剣と呼ばれ、中に空気を入れて膨らませます。
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面 MEN
文字通りこれを被って試合は行われます。基本的に自由なスポチャンですが、面は必ずつける必要があります。 フェイス部分に強化プラスチック、耳付近と頭部にスポンジ材があり、叩かれた時の痛みはほとんどありません。
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小太刀 KODACHI
長さ60cm
「小太刀に始まり小太刀に終わる」と言われるほどポピュラーな種目です。 初心者はまずこの種目から始めます。 剣には細いタイプの剣(細剣)と太いタイプの剣(太剣)がありましたが、現在は太剣は廃番、細剣が主流になりました。 -
長剣 CHOKEN
長さ100cm(竹刀より少し短いくらい)
小太刀と同じくポプュラーな種目で、人によって片手でもったり、両手で持ったりします。 種目としては、自由に持てる「長剣フリー」と両手で持つ「両手長剣(諸手長剣」があります。 こちらも、細剣と太剣がありましたが、太剣は廃番、細剣が主流になりました。 -
二刀 NITO
小太刀と長剣を一本ずつ持つ種目。工夫次第で多彩な動きが可能です。 利き手に長剣をもって反対の手に小太刀を持つ人や、剣を逆手にして持つ人など、 人によって様々です。
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楯小太刀/長剣 TATE
片方の手に楯を装備し、もう片方の手に小太刀もしくは長剣を持つ種目。 楯の持ち方も人それぞれで、ぶらぶらさせながら持つ人もいます。 打ち合いが多くなり試合が長引きやすい。
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棒 BOU
長さ200cm
両端に有効打突部分があります。トリッキーな動きが可能だが慣れが必要。柄以外を持っての打突は反則。 -
杖 JHOU
長さ140cm
イメージ的には短めの棒。棒より短いが軽いので扱いやすい面もある。
※現在杖は当サークルでは用意できておりません -
槍 YARI
長さ200cm
槍は刀の三倍段とも言われており、この種目では突き以外の攻撃ができないため、 一見地味ですが使いこなせばかなり強い種目。 かといって槍を持てば絶対勝てるというものでもないのが面白いところ。 -
短刀 TANTO
長さ45センチ
最も短い得物で、有効打突は突きのみ。 ルール改訂で小太刀でも短刀競技ができるようになりました。 密かなブームが来ているとかいないとか。
※現在短刀は当サークルでは用意できておりません